催眠療法 ヒプノセラピー は 大阪 名古屋 神戸 福岡 で

信頼の 催眠心理療法 ヒプノセラピー 心理カウンセリング をお届けします!

心理療法の日本催眠協会のロゴ design1
design2
会社案内
お問合せ
design3
サイト内検索




shim

 

  130.お洒落じゃないのが良い!?

  129.カウンセリングは疲れる!?

  128.不幸の手紙が終わるのはいつ?

  127.正常か異常か

  126.他人に言っておきながら

  125.急がば回れは割と正しい

  124.安い理由は明確に

  123.オイディプスの悲劇

  122.不幸になる相談!?

  121.本来の目的を見失わないで!

 

130.お洒落じゃないのが良い!?

「お洒落じゃないのが良いと思った」
こんな言葉を言われることが稀にある。
別に私の服装についてのコメントではない。
うちのホームページの話である。
彼らの理屈を要約すると、次のような内容になる。
(これはあくまでも私の意見ではない)
・お洒落なサイトは、専門業者に高い代金を支払い作成してもらっている。
・見栄えだけを重視しているので中身が薄い。
・同業者のサイトを参考にしているので似たり寄ったりの中身になっている。
・自分の言葉を発信しているとは思えない。
なるほど、このような意見もあるのかと感心させられる。
催眠療法所のサイトに限らず、お洒落なサイトは原則としてパスするとのこと。
でも実際には、多くの人はお洒落なサイトの方を選ぶような気がする。
うちのサイトも、もっとお洒落にしようか、思案している最中である。

 

129.カウンセリングは疲れる!?

クライエントが順調に改善している場合、カウンセリングも実に楽しい。
逆に、順調でない場合は、当然ながら重苦しい気分になってしまう。
そんなクライエントからは、こんな事を言われるかもしれない。
「順調に改善していないから、代金を安くして欲しい」
実際に言われたことはないが、その気持ちは十分に理解できる。
しかし、ここで敢えて反論してみようと思う。
順調であろうがなかろうが、こちらが使う労力は同じである。
いや、同じではなく、順調でない方が明らかに多くの労力を使う。
あるクライエントから、こんな事を言われたことがある。
「催眠療法をどれだけ行っても疲れることはないでしょう」
並の心理カウンセラーなら、それが大きな間違いだと知っている。
神経を消耗すると、不思議なことに体全体が消耗する。
そうそう、催眠療法の直前と直後に体脂肪を測ったことがある。
信じてもらえないかもしれないが、数値が大きく減少していたのだ。
忙しい時期は、日々のカウンセリングの疲れが溜まっていく一方である。
幸か不幸か、最近はあまり忙しくないので、私はとても元気である。

 

128.不幸の手紙が終わるのはいつ?

今回のテーマは、催眠療法ともカウンセリングとも全く関係がない。
簡単な数学の問題を出そうと思う。
問題1 不幸の手紙
ある人物(1代目)が不幸の手紙を書いて5人に送る。
この手紙を受け取った5人(2代目)は、同じ内容の手紙を書いて5人ずつに送る。
さらに、受け取った人は5人ずつに送るという行為を何回も繰り返す。
さて、何代目で世界中の全ての人が受け取ることになるか。
なお、既に受け取った人には送れないこととする。
A 105代目 B 35代目 C 15代目
問題2 折った紙の高さ
厚さ0.1ミリメートルの巨大な紙を二つ折りにする。
すると、紙の高さは0.2ミリメートルになる。
さらに、その紙を二つ折りにするという作業を何回も繰り返す。
さて、25回折るとどれくらいの高さになるか。
なお、この紙は何回でも折れるものとする。
A 成人男性の平均身長 B 5階建てビルの屋上 C 富士山の8合目
このような問題を出したのには訳がある。
マルチ商法をやっている人物が次のように豪語していた。
「世界の人口はとても多いので、会員の勧誘は半永久的に続けられる」
この理屈がどれくらい正しいのか検証するために、上記の参考問題を作ってみた。
さて、肝心の答えだが、電卓で計算すると、どちらもCだと分かる。
直感的にAだと思った人は注意した方が良いかもしれない。

 

127.正常か異常か

ある女性クライエントにこんな質問をされたことがある。
「こういう症状は何の病気なんでしょうか?」
私は医者ではないので診断することはないが、詳しく話を聞いてみる。
彼女は、ある医者にある病名を告げられたそうだ。
そして、別の医者には別の病名を告げられたとのこと。
さらに、三人目の医者には「病気ではない」と言われ、混乱している様子。
このような話は、精神的な症状の場合には、実際によくあることだ。
病名や病気か否かに拘り過ぎるのは無意味だと諭す。
また、クライエントにこんな質問をされることもある。
「私は異常なんでしょうか?」
そう質問されても、異常の定義は曖昧なので、正常か異常かの判断は難しい。
単純に少数派を異常と定義するのには無理があるからだ。
例えば、少数派である左利きの人を異常とは言わない。
成人で虫歯が全く無い人は少数派だが、異常ではなく、むしろ正常と言える。
このように判断基準が曖昧だし、そもそも判断する必要がないと考える。
異常だから改善するのではない。
病気と言われたから改善するのでもない。
改善したい症状があるから改善する。
催眠療法での改善においては、そういう発想で良いのではないだろうか。

 

126.他人に言っておきながら

知人の職場では、朝礼で3分間スピーチを行っているそうだ。
テーマは自由で、毎朝1人ずつ順番に当たっていく。
1か月に1回程度のペースで自分の番が回ってくるとのこと。
その知人が3日後のスピーチのネタが思い付かずに困っていた。
仕方がないので、私も一緒にネタを考えてみることにする。
まずは、最近の気温のネタが思い付いた。
暑かったり寒かったりと春らしい日が少ない。
それから、政治のネタなら普天間基地の移設問題。
経済のネタなら世界的な株価の下落の話題。
思い付くままに次から次へとネタを挙げていく。
そして、最後に格好良く締めくくった。
「このようにネタなんかいくらでもあるじゃないか」
こう言い放った私ではあるが、実は独り言のネタが思い付かない。
「催眠療法士としての独り言なので内容に制約がある」と言い訳してみる。
しかし、あまり説得力がないと自分でも思っている。
また、クライエントに対してアドバイスをする時も似たようなことが多い。
私が「このようにした方が良いですよ」とアドバイスする。
その瞬間「そう言う自分はできているのか」という自己批判が聞こえてくる。
他人に言っておきながら、自分はなかなか実践できない。
信頼を失わないように、日頃から慎重になろうと思う。
ただし、それでも敢えて言うことには意味があるかもしれない。
他人だけでなく自分に対しても言っていることになるから。

 

125.急がば回れは割と正しい

大勢の人前で話をする時にあがってしまう人は少なくない。
そんな症状を改善するために、実際に催眠療法を受けに来る人も少なくない。
「上手に話せるようになりさえすれば良いのです」
こういう言葉を強調するクライエントは少し厄介である。
上手に話すことに拘り過ぎて、そのプレッシャーであがりやすくなっている。
そこで私は、あがり症の改善の場合には、次のように提案している。
「上手に話すことより、まずは気楽に話すことを目標としませんか?」
私の提案に半数のクライエントは納得してくれる。
しかし、残りの半数は納得しそうな気配すらない。
中には、明らかに不機嫌な態度になるクライエントもいる。
「上手に話したいから来ているのに、その目標なら来る必要がない」
その理屈自体は間違っていないので、私はとりあえず引き下がることにする。
ただし、基本的な考え方を大きく変えるつもりはない。
一見すると反対方向や遠回りのように見えるかもしれない。
しかし、それが正攻法であり、結果的には近道だから。
決して私は「上手に話せなくても良い」などと主張しているのではない。
最終的な目標として「上手に話す」を目指すのは当然だと思う。
目指す過程で「上手を重視せず気楽に話す」を通るのが得策だと言っているのだ。
そこを通ったクライエントの方が、早く上手に話せるようになる確率が高いから。
催眠療法での改善の進め方において、急がば回れは割と正しいと思う。
目標に向かって一直線の近道を選ぶと、かえって時間が掛かることが多い。

 

124.安い理由は明確に

催眠療法の料金は安い方が良いというものではない。
極端に安い設定には何か裏があるかもしれない。
参考までに、実際に聞いた安い裏の理由を挙げておこう。
(安いかどうかは主観的なものなので、ここでの「安い」は相場と比べて安いという意味で使っている)
1.録音されたテープを聞かせるだけである。
2.時間が15分未満と極端に短い。
3.複数のクライエントを集めて同時に実施する。
4.規定料金以外に必ず追加料金が必要となる。
仮に事前に理由が知らされていたのであれば全く問題はない。
しかし、そうでない場合は後で理由を知って後悔することになる。
やっぱり、安い理由は明確でなければならない。
そして、その理由が双方にメリットのある理由なら安くても安心だと言える。
そういう点では、うちの平日限定キャンペーンは実に明確である。
A.うちとしては、平日のクライエント数が少ないので増やしたい。
B.クライエントとしては、平日しか受けないので安いプランにしたい。
このキャンペーンの申込数は予想をかなり上回っている。
こんな厳しい時代だからこそ、様々な「訳あり」が人気なのも十分に頷ける。

 

123.オイディプスの悲劇

前回の続きで「オイディプス」の話をしよう。
コリントの王の息子オイディプス。
ある日、彼は友人から自分が王の実子ではないと罵られた。
驚いた彼は、デルポイに行き預言の神アポロンに真相を尋ねる。
するとアポロンは、その質問には答えず、彼が父を殺して母と結婚する運命だと告げた。
彼はその預言を避けるため、父母が住むコリントに帰らず他国へ向かう。
その道中で横柄な態度の男(実はテバイの王ライオス)と出くわす。
男から不当な攻撃を受けた彼は男を殺してしまう。
そして、本当の生まれ故郷とは知らずにテバイにやって来る。
その頃テバイでは、女怪スピンクスの被害に苦しんでいた。
彼はその難題を解決して、前王の妃と結婚しテバイの王となる。
ある時、テバイは不思議な災いに襲われた。
彼は再びアポロンの元に行き、災いの謎を尋ねる。
するとアポロンは、ライオスを殺害した者を探して追放するよう命令した。
調査の結果、オイディプスはショッキングな真実の全てを知ってしまう。
自分が実父ライオスを殺して、実母と結婚し四人の子を儲けたという真実。
彼は自ら目を潰し盲目になり、テバイを追放されて放浪の旅に出る。
以上が「オイディプスの悲劇」の概要である。
アポロンの神託に従い行動したことで不幸になったと言わざるを得ない。
アポロンが救いを求めに来た者を敢えて破滅させたという見方もできる。
お〜!わざわざ相談に行って不幸にさせられたら堪らない。
ついでに、エディプスコンプレックスについて簡単に説明しておこう。
男児が父親に敵意を抱いて母親の愛情を得ようとする心理状況のことを言い、フロイトが作った精神分析用語の一つである。
ちなみに、フロイトは催眠を利用した精神分析の創始者である。
フロイトの功績は評価するが、個人的には彼の理論はあまり納得できない。

 

122.不幸になる相談!?

巷では占いがブームになっているらしい。
言うまでもないが、占いと催眠療法は何ら関係がない。
ただし、悩みの相談という点では共通している。
占いの需要が多いのは、現代の状況を反映しているのだろう。
でも占いは、現代だけでなく、昔から実際に使われていたそうだ。
占いによって歴史的な大きな決定がされていたという噂も聞く。
迷っている時に方向性を示してもらえれば、心強いと感じることだろう。
しかし、単に不都合な内容を言われるだけだと困ってしまう。
「あなたは不幸になる。逃れる方法はない」
こんな事を言われたら、気になって鬱状態になりそうだ。
幸せになるために相談に行ったのに、不幸になっては意味がない。
似たような話として、ギリシャ神話の「オイディプスの悲劇」を思い出す。
心理学用語の「エディプスコンプレックス」は、このオイディプスが由来である。
オイディプスの話は次回に譲ることにするが、とにかく不幸になる相談はいただけない。
相談する側は、相手の言葉を柔軟に解釈して、将来に役立てて欲しい。
我々のような相談される側は、不幸にさせる言葉を慎まなければならない。

 

121.本来の目的を見失わないで!

催眠療法士になりたい人から頻繁に寄せられる質問。
「私に催眠が掛けられるようになるのでしょうか?」
この質問に対する回答はとても明確である。
繰り返し練習すれば必ず掛けられるようになる。
だからと言って、安心してもらっては困る。
催眠は手段で、目的は改善だという点を忘れてはいけない。
従って、本来は次のように質問すべきである。
「私に人の改善ができるようになるのでしょうか?」
これに対する回答は少し難しい。
しかし、実際に質問する人は皆無である。
同様の例として、次は催眠療法を受ける側の心配事。
「催眠が掛かるかどうか心配なんです」
あくまでも催眠は手段で、しかもあまり実感のない手段に過ぎない。
だから、どうせ心配するなら改善できるかを心配して欲しい。
話は大きく変わって、次は政治家の選挙中の演説。
「選挙に勝って、政治を変えたい」
こんな立派な志の人物が、勝った途端に志を見失ってしまう。
手段だったはずの選挙が目的化している気がしてならない。
別にどこかの国のどこかの政党を非難しているわけではない。
各自が本来の目的を見失わないよう心掛ける必要があると言いたいだけだ。

 

  ▲プロの独り言14(131〜140)

  ■プロの独り言13(121〜130)

  ▼プロの独り言12(111〜120)

  ▼プロの独り言を最初から読む

  ★プロの独り言の一覧を検索

 

 

会社案内 お問合せ メール送信 お問合せフォーム
CDの販売 書籍販売 マスコミ出演実績 講演講師実績
支部案内 電話でのヒプノセラピー 養成講座 退行前世講座
名古屋の料金 大阪の料金 神戸の料金 福岡の料金
名古屋の地図 大阪の地図 神戸の地図 福岡の地図
名古屋の担当 大阪の担当 神戸の担当 福岡の担当
サイトマップ 催眠心理療法の日催協 大阪 名古屋 神戸 福岡

 

shim
copyright
Copyright (C) 2001 日本催眠協会 大阪 名古屋 神戸 福岡 All Rights Reserved
当ページ最終更新 2011年09月01日