催眠療法に関する実際にあったQ&A
当協会の掲示板に書き込まれた質問とその答えを集約しております。
現在では掲示板を閉鎖しており、その内容を見ることができませんので、
過去の貴重な「Q&A」を掲載することにしました。
なお、明らかな誤字・脱字については訂正した箇所があります。
Q1
現在高校1年です。
保健の授業で調べ学習をすることになり、私を含め数人の友人と「催眠療法」について調べることになったのですが、インターネットでいくら調べても具体的な催眠療法の成功率などのデータが見つからず、この掲示板に質問させていただいた次第です。
そこで具体的な催眠療法の成功率(何%〜何%位など)をご教授してくださいませんか?よろしくお願いします。
A1
催眠療法の成功率を算出することは、あまり現実的ではありませんよ。
どうなった状態を「成功」と定義するのか曖昧だからです。
例えば「完璧ではないが非常に良くなった」場合、解釈によっては「失敗」となります。
逆に「ほんの少しだけ良くなった」場合でも「成功」と言えるかもしれませね。
成功率が何%と言っている催眠療法所もあるようですが、私どもからすれば疑問を感じます。
Q2
前世療法や退行催眠も希望であれば行うとのことですが、
患者の話を聞いて先生が相応しい催眠を選ぶということではないのですか?
A2
ほとんどの方はプラス暗示を与える方法で改善できます。
ですから、前世療法や退行催眠の必要性を感じることは珍しいです。
ただし、強く希望される方に対しては、納得してもらうために行います。
また、逆に私どもが試してみたいと感じる方も中にはいらっしゃいます。
そういう方に対しては、奨めることもあります。
最終的には、私どもの判断と本人の希望を考慮した上で、
相応しいと判断する催眠を行うことになります。
Q3−1
こんばんわ。
夫の事で相談なのですが・・・。
私がうつだから俺を追い込んだと言われ暴力をふるわれます。
生活費も入れてくれない状態です。
お前が嫌がることをしたいと言い離婚も求められています。
それでも昔は優しい夫だったので昔の彼に戻って欲しいとおもいます。
私にも悪いところがないとはいえませんので夫婦共々催眠を受ければ
このような状況は改善はできるでしょうか?
A3−1
お問い合わせ、ありがとうございます。
さて、ご主人に改善したいという気持ちがありそうですか。
本人に改善の意思がない場合は、催眠療法の効果は期待できません。
まずは、本人に問題意識を持ってもらうことです。
それができなければ、残念ながら催眠療法ではどうすることもできません。
こういうお悩みの場合は、なかなか簡単にはいかないかもしれませんね。
Q3−2
改善の意志については私にも分かりません。
言う事が気分によってバラバラなので・・・。
自分もうつかも知れないししんどいから治したいという日もあれば、
自分は正常だから治す必要はないという日もあるので・・・。私には正直なところちょっと判断がつかないんです。
A3−2
再度の書き込み、ありがとうございます。
ご主人に改善の意思があれば、自ら催眠療法を受けるでしょう。
また、あなたも改善したいと思えば、自ら催眠療法を受けるはずです。
それぞれの方がそれぞれの判断で決めれば良いことだと思いますよ。
Q4
気功に逆腹式呼吸というものがあります。普通、腹式呼吸といえば吸うときにおなかを風船のように膨らまし、はくときにこれまた風船のようにへこますのですが、この逆をやるというわけです。これも結構効果が見込めるみたいなのですが、催眠を掛けてもらうときや自己催眠の導入にこの逆腹式呼吸法を使うのはダメでしょうか?
A4
お問い合わせ、ありがとうございます。
逆腹式呼吸が効果的な場合があるということは承知しています。
ただ、催眠導入時に効果的かは微妙な気がします。
逆腹式呼吸がダメとは言わないまでも、腹式呼吸が一般的だと思いますよ。
実際に私どもも、催眠導入時には腹式呼吸を使っています。
Q5
過食症で悩んでいます。食べたあと吐くのですが、そのせいで生理不順になってしまい、最近では胃が弱ってしまって吐くことができません。
甘いものがとにかく好きなのですが、催眠療法で甘いものが大嫌いになることはできるのでしょうか?また、食べることに対する執着心が人1倍あるあるのですが、食べることに興味がなくなることができないでしょうか?すぐお腹がいっぱいになったと思わせる催眠などないでしょうか?
A5
お問い合わせ、ありがとうございます。
催眠療法士はクライエントにとって最も適切な方法を施す必要があります。
催眠でできるとしても、するべきとは限りません。
過食症の方は過食によって精神安定を図っているという側面があります。
ですから、単に食欲だけを抑えるという方法は望ましいとは思えません。
心のケアを十分に行う催眠療法が必要で、結果的には過食の改善につながると考えます。
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